GEN OTSUBO
今後、IOT、xR、スマートシティなど、インターフェイスは一層シームレスに生活空間に溶け込んでいくと考えています。そのような背景から、よりヒトの認知環境に近い、3次元上のデジタル・インタラクションや表現方法を用いたプロジェクトも行っています。
xRの専門家やUnityクリエイターと共に、xR上での非接触型インターフェイスの研究プロジェクトを行いました。UI/UXと建築学の知見を活かし、3D空間上で情報の表示・操作方法をプロトタイピングしました。 高性能ハンドセンサーを使うことで、xR上でコントローラーを使わないインタラクションが可能になります。この時に開発した、指を摘んで離れたものを選択する手法は、現在Oculus Questなどでも採用されています。
複数のプロジェクトで3Dモデリングやアニメーションを制作しました。機械の内部動作、建築や空間デザイン、プロダクトデザインなど、カタチそのものが機能になる3Dならではのデザインも得意です。Cinema4Dを使用することが多いですが、他のツールも対応可能です。
ロンドンの公共データをリアルタイムに映していくデジタル・インスタレーション。テムズ川の水位や、レンタルバイクの稼働率などのデータが、個々のスクリーンに模様として映し出されます。表示されるデータ・ビジュアライゼーションの責任者でした。全55画面あり制作時間も限られていたため、プロジェクトに参加したいクリエイターから作品を公募することにしました。スクリーンの1/3ほどは自分でProcessing.jsを使用して制作しました。
